【こってり醤油らーめん】 750円
場所は安曇野市。豊科駅前の大きな通りを、大町方面へ5分ほど行ったパチンコ屋さんの隣。駐車場が多くて大変結構。
店内は驚くほどこじゃれていて驚きました。お姉ちゃんとのデートにも使えそうな、ちょっと高めの居酒屋さん風のテイスト。店員さんの接客も元気がよく大変気持ちがいいです。カウンター席でということで適当に着席。
メニューを眺めてみますが今一つわかりずらい。それぞれがどんなラーメンなのかがいま一つ伝わってこない。まあ店員さんにでも聞いてみればいいんでしょうがね。
そんなわけで、メニューの最初にあった「こってり醤油らーめん」を大盛りで注文・・・しましたが、大盛りは出来ず、替え玉で対応しますとのこと。
事前知識なくこのお店に入ったので、太麺のとんこつ醤油ラーメン的なものを想像していたので、ちょっと混乱してしまいました。
カウンターの目の前に厨房があり、ガラスで仕切られているので作っている姿がよく見えます。そういう所も売りの一つなのでしょう。高級フレンチのシェフのような丁寧で機敏な動き。かつ愛想のなさ。
カウンター中央に一段高くなっている所があり、その隣に座ったわけですが、そこから出来上がったラーメンが出てくるのでホールの店員さんがちょくちょくやってくるので落ち着かない。
これまたこじゃれた形のどんぶりに乗って、ラーメン到着。のり・チャーシュー・メンマ・ネギ、とシンプルな構成でスープの表面を背脂がドバっと覆っています。
麺は中太ちじれ麺で非常に弾力があります。
一口食べた印象は「あらあっさり」
背油が大量に乗ってますが、こってり感というより甘みが出ているという感じ。スープは魚介系でしょうか。スープにトンコツが入っているか否かでしか判断できないバカ舌を何とかしたいです。
割とあっさりしているスープと中太の麺の相性はどうなんでしょう。ちょっとバランス的に麺が強すぎるという印象を持ちました。とはいえ、非常にお上品で繊細なお味。こってりなどと謳ってなけりゃもう少し素直に楽しめたかも知れません。
食べていると気づいたのですが、なかなかスープが冷めない。後で調べてわかったのですが、こじゃれたラッパ型のどんぶりに秘密があり、下の方が厚い構造になっていて、そこをあっためておくことでスープが冷めない作りになっているということです。まあ加えて表面を大量の背油で覆っている、ということもあるのでしょうが。見てくれだけではないなかなか優れもののどんぶりですね。
まあ個人的にはがっつきたいので、スープはそれなりの時間で冷めてほしいんですが。自分の食べるペースとスープの温度の下がり具合に違和感を感じ、いつもより食べるペースがゆっくりだなと感じました。肥満対策に良いかも知れません。
替え玉を注文。トイレに行って帰ってきたら出てきたので、麺の太さに比べれば早めに出てくるな、という印象。
入れて食べてみますが、当然スープがさらに薄くなるのでちょっとキツイですね。カウンターにある醤油でも入れちゃおうかなと思いましたが、文字通り目の前でラーメンを作っているのでそれも忍びない。
冷めない工夫がされたどんぶりは素晴らしい。いつでもアツアツのラーメンを食べてほしいということでしょう。それを大盛りにしちゃったら冷めちゃうもんね。替え玉で対応します、ってのもよいでしょう。あとは替え玉した時の味の補償ですね。つかまあ、ご飯ものもおいしそうだったのでそっちでお腹を満たすってのが正解だろうな。
細かいところですが、レンゲの形もこじゃれていますがこれが非常に飲みやすい。ラッパ飲みしずらいどんぶり構造だけに、こういった所まで気を使ってコストをかけているというのは素晴らしいと思います。
凌駕グループ全7店舗ということで、それなりに資金力もあるのでしょう。内装からレンゲ一つに至るまできっちり作りこんでいるという印象を受けます。変に強すぎるラーメンではないので女性の方にも受けるだろうなと思います。次回来るときは、二郎系なり、もう少し強めのラーメンを食べてみたいと思います。堪能いたしました。
ごちそうさまでした。
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